島田市議会 2011-03-01
平成23年第1回定例会−03月01日-02号
平成23年第1回定例会−03月01日-02号平成23年第1回定例会
平成23年第1回
島田市議会定例会会議録
平成23年3月1日(火曜日)午前9時30分開議
出席議員(23名)
1番 清 水 唯 史 君 2番 八 木 伸 雄 君
3番 藤 本 善 男 君 4番 星 野 哲 也 君
5番 村 田 千鶴子 君 6番 曽 根 嘉 明 君
7番 橋 本 清 君 8番 大 石 節 雄 君
9番 桜 井 洋 子 君 10番 紅 林 貢 君
11番 坂 下 修 君 12番 原 木 忍 君
13番 杉 村 要 星 君 14番 仲 田 裕 子 君
15番 中 野 浩 二 君 16番 平 松 吉 祝 君
17番 冨 澤 保 宏 君 18番 溝 下 一 夫 君
19番 松 本 敏 君 20番 佐 野 義 晴 君
21番 福 田 正 男 君 22番 河原崎 聖 君
23番 小 澤 嘉 曜 君
欠席議員(なし)
村田委員長。
〔5番
村田千鶴子君登壇〕
◆5番(
村田千鶴子君) それでは、本会議より
経済建設文化常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果について主な内容を報告いたします。
当委員会は、2月22日午前9時27分より第1
委員会室において、
委員全員と
関係部課長出席のもと開催いたしました。
最初に議案第1号 平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属するものについて審査を行いました。
まず、第2表
繰越明許費補正の審査に先立ち、
中心市街地優良建築物等整備事業及び
中心市街地交流拠点施設整備事業にかかわり国により審査承認された新
島田ショッピングビルの実施設計に基づいた内容及び
建設スケジュールについて説明がありました。
優良建築物等整備事業の補正額2億1,840万円は、全
額新島田ショッピングビルの建設費への市からの補助金であり、繰り越しの理由は組合員の
事業継続推進への合意形成に不測の時間を要し、工事着手が大幅におくれ、全工事を翌年度に繰り越したため、これに伴い繰り越そうとするものである。なお、本
年度計画分の工事の終了は本年11月末ごろの予定である。
また、
交流拠点施設整備事業の補正額2,133万円は
全額施設整備にかかる
基本実施設計業務委託料であり、このもととなる
基本計画の作成のおくれ等の不測の時間を要したことから業務が終了できなかったため繰り越そうとするものである。なお、本業務の終了は6月末ごろの予定であるとの説明がありました。
委員より、2億1,840万円は市の建設費の補助金との説明だが、この総事業費の19億3,000万円のうち補助金が6億3,900万円である。その内訳は、市の
補助金予定額が1億2,600万円とあるが、この大きな差額はどういうことなのかとの質問に対して当局より、この
優良建築物等の
整備事業の補助金は国費、県費に市費を加えて市から組合へ補助する方式をとっており、本年度やる事業に対する合算の補助金額である。1億2,600万円は、全体事業のうち市が負担する金額であるとの答弁がありました。
そのほか若干の質疑はありましたが、報告は省略いたします。
次に、第3
表債務負担行為補正を審査しましたが、
補足説明、質疑もなく、歳出の審査に入りました。
続いて歳出の審査に移り、7
款商工費1項7目
温泉施設費について委員より、
炭酸泉製造装置は来年度以降どうなるのか。維持費はどのくらいかかるのかとの質問に当局より、1カ月当たりのガス代が約4万5,800円、年間約55万円と積算している。このほかにボンベの賃借料が年間2万160円、
維持補修費及び点検費に年間約20万円から30万円程度かかるとの答弁でした。
また委員より、田代の郷温泉のその後の入湯者数の変遷はどうかとの質問に、昨年の9月までは前年
対比減少状態が続いていたが、10月以降、
野田インターチェンジから大草を経由した市道が開通したことや、一つの
温泉施設の中で2つの源泉を利用できるということが定着してきたことから、9月が1万2,231人であったが、10月が1万4,164人、それから11月が1万2,304人、12月が1万3,972人、1月に入り1万8,728人と増加の状況であるとの答弁に、さらに委員より、今回、
人工炭酸泉を森林の湯同様に満天の湯に整備することによって利用者がどれくらいふえると考えているかとの質問に、今の入館者の声から判断すると10%程度の増は見込めるとの答弁でした。
また委員より、前回の委員会で川根温泉のように休みを月1回にして月曜日も営業してほしいとの要望に対し検討すると言っていたと思うが、その後どうなったのかとの質問に、今の源泉の状況では休みをいつにするか等、研究課題があり、現状の運営態勢で進めていくしか方法はないと考えているとの答弁でした。
そのほか若干の質疑がありましたが、報告は省略いたします。
次に、8
款土木費2項3目
道路新設改良費及び3項2目
河川維持改良費について委員より、
地域活性化・きめ細かな
交付金事業1,380万円で実施する
中央公園道線整備事業の説明をとの質問に、
市道中央公園道線の歩道の設置を主に行う。事業は平成18年から行っており、全長は460メートルで国道1
号バイパスから南進して施工しており、進捗率は約70%である。事業の促進を図りたいということで、この補助金にて約80メートルの改良を考えているとの答弁でした。
また、
工業用地アクセス道路整備事業について委員より、ここへの企業誘致のめどが立ったと聞いたがどうなのかとの質問に、現在、3つの企業の引き合いがある中で、可能性が高いのは食品加工の会社と考えている。年度内には詰めておきたいと思っているが、現在、会社側が検証中であるとの答弁に、さらに委員より、今、大変な不景気時において新しい工場が来てくれるということはなかなかないので、雇用や経済面から他市以上に優遇措置をしていただいて、何とか島田市に来ていただけるような措置をぜひとっていただきたいとの意見が出されました。
続いて、4項2目
土地区画整理費から10目市街地再開発費について委員より、
コンコルド用地の
代替地確保額が
減額補正になったのは、話がまとまらなかったということかとの質問に、そうではなく、代替地に移転を希望した方が病にかかり、詳細な確定面積が今年度中は無理にて、
用地取得とそれに伴う登記の費用を減額し、当初予算で新たに入れ込むことにした。事業としては平成22年度末の
用地取得は予定どおり進んでいるとの答弁でした。
続いて、5項3目
建築指導費について委員より、広報紙へ
住宅建築物の耐震化に関する新たな制度内容を掲載されたが反響はどうかとの質問に、きのう現在の状況は、我が家の
専門家診断と補強計画が20件ほどずつ事前審査という形で出ている。それから、補強工事を実際にやりたい方が14件ほど話があるとの答弁に、さらに委員より、大変いい制度だと思うので、予定されている戸数よりもふえた場合の対応はどうされるかとの質問に、平成22年度の当初予算は70件で、このうち45件はこの30万円の上乗せなしで工事が終了している。残り25件に新たに今回補正で45件、合算すると115件の工事規模となる。通常、これまでの実績は50件から60件弱であるため、115件あれば十分な規模であると考えているとの答弁がありました。
そのほか若干の質疑がありましたが、報告は省略いたします。
次に、10
款教育費6項2目
体育施設費について委員より、4連トイレで2,000万円というのは金額がすごいなと感じるのだが、どういう内容なのかとの質問に、今回の
スポーツ施設の
改修事業は球場のトイレの
改修工事と大井川緑地公園の河川敷へ移動式の4連トイレを設置するものである。
球場トイレの改修については、屋内の
和式トイレ21基のうち12基を洋式にし、今ある
洋式トイレ4基もあわせて
温水洗浄便座に改修する。残りの9基は小便器と
和式トイレも残したいということで現状のまま利用する。この経費は約460万円を予定している。
屋外トイレは施設の老朽化も進んでいるので全面的に建てかえとし、1,500万円を予定している。また、4連トイレの
購入費用100万円を見込んで総額2,060万円と計画しているとの答弁がありました。
次に11
款災害復旧費2項1目
公共土木施設災害復旧費について委員より、ほかの
土木事業の財源の組み替えは
一般財源のほうに組み替えられる傾向だが、この
公共土木施設災害復旧事業だけが逆なのはなぜかとの質問に、財政当局で8款のすべての中でやりくりしている。地方債をやめて
一般財源、特定の財源ということで有利なほうに組み替えをする中で、今回の
災害復旧費についてはその枠に入らなかったということで地方債を使ったとの答弁がありました。
引き続き歳入の審査に入りました。
14
款国庫支出金2項5目
土木費国庫補助金から21款市債1項7目
災害復旧債について一括して審査しましたが、
補足説明、質疑ともありませんでしたので、審査を終了し、採決の結果、議案第1号 平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属するものについて
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号 平成22年度島田市
水道事業会計補正予算(第2号)について審査を行いましたが、
補足説明、質疑ともなく採決の結果、議案第8号は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、その他に移り、2件の報告がありました。
まず、環境課より平成23年度の川ざらいについて、今回は
県議会議員選挙が4月10日のため、実施日は4月16日の土曜日と17日の日曜日に決定したとの報告がありました。
次に、
都市計画課から平成23年2月14日付で
静岡県知事から
景観行政団体の同意を得ることができ、一定の裁量権をもとに自治体を中心とした良好な景観形成に向けた施策が可能となった。平成23年度から景観計画の策定に向けて作業を進めていく考えであるとの報告がありました。
閉会は、午前11時15分でした。
○議長(
平松吉祝君) 次に、
民生病院教育常任委員会の報告をお願いいたします。
八木委員長。
〔2番
八木伸雄君登壇〕
◆2番(
八木伸雄君) 2月22日に開催されました委員会の報告をさせていただきます。
委員会は、午前9時30分より第3
委員会室において、8名の
委員全員と教育長及び体調不良のため欠席の
学校教育課長を除く
担当部課長出席のもと開催いたしました。
委員長である私から当日の議事の進行の説明と、審査に当たり
委員同士の活発な討議、意見交換を求めるとともに、開かれた議会ということで、当委員会での審査内容につきまして忠実に正確に議会に報告をしていきたいと思っておりますので御理解と御協力をお願いし、審査に入りました。
初めに、本会議より当委員会に付託されました議案第1号 平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4号)中、第2表の
繰越明許費補正及び第3表の
債務負担行為補正について当局に説明を求めたところ、
市民課参事からきめ細かな
交付金事業による斎場の
改修工事について、今年度実施した火葬棟の外壁と屋上の一部以外に防水工事の必要な屋上、屋根部分の工事、トイレの一部を和式から洋式へ改修する工事、火葬炉の扉の駆動装置の取りかえ工事を実施しようとするもので、年度内の執行が困難なため、
全額繰り越しを行うものであるとの説明がありました。
続いて、
島田図書館長から住民生活に光を注ぐ
交付金事業、
図書等購入経費の
繰越明許費補正について
補足説明がありました。
補正予算に計上してある
図書館費の
図書等購入経費950万円を次年度へそのまま繰り越すものである。これは平成24年度にオープンを予定している新
島田図書館に配備する図書の購入に充てるもので、年度内の執行が困難であるので平成23年度へ全額を繰り越すものであるとの説明がありました。
続いて
社会教育課長から国の
地域活性化・きめ細かな
交付金事業を活用して行う
野外活動センター山の家の設備改修について、その内訳、必要性と、予算を繰り越して平成23年度に施行していくことの説明がありました。
続いて
教育総務課長から、
教育用教科書の
購入事業について6年ぶりに
小学校用教科書が改訂されたことに伴い、教員用の教科書や指導書を購入しようとするもので、今年度に契約を行い、新年度の事業に支障を来さないよう
債務負担行為の補正をお願いするものであるとの説明がありました。
そのほかに当局からの
補足説明はなく、委員に質疑を求めたところ
松本委員より、
図書館費で本を買うお金が計上されているが、平成24年にオープンをするということなのか、また、オープンに際し利用者が殺到しても本棚は空にならないよう十分な態勢がとれるのかとの質疑があり
図書館長から、現在の
スケジュールでいけば平成24年の夏ごろにオープンしたいと考えている。また、
実施計画上では平成23年度、24年度、25年度の3カ年で新図書館の図書の整備を進めていくということになっている。平成22年度も新
図書館用の
図書購入費の予算がついており、合わせて新
図書館用図書購入費は約3,000万円を予定している。新
図書館用の
図書購入費以外に毎年の
図書購入経費もあるので、ある程度の図書の充実は図れるとの説明がありました。
そのほかに質疑はなく、歳出の審査に入りました。
歳出2
款総務費3項1目
戸籍住民基本台帳費について当局に説明を求めたところ、
市民課参事より
パスポート取得奨励事業の当初予算では前年度の実績をもとに3,384人を予定していたが、今年度の11月までの実績から年間4,084人が見込まれるため不足分の補正をお願いするものであるとの説明があり、委員に質疑を求めたところ
松本委員から、事業の最終年度に需要があって補正をしなければならないという状況だが、事業の終了について何らかの検討をされたのか。また、この事業で
経済波及効果はあったのかとの質問に対して
市民課参事から、この事業により海外旅行を通じての国際交流、あるいは
富士山静岡空港の利用促進という面、また金券で支給することによる市内の経済効果の波及という目的が達成されたのではないかという判断をしたとの答弁がありました。
続いて3
款民生費1項
社会福祉費2目
社会福祉サービス費から、2項
児童福祉費5目
心身障害児援護費の審査を行いました。当局に説明を求めたところ、
川根老人いこいの
家管理運営事業費について
長寿介護課長から、昨年、川根地区で亡くなられた方の御遺族から生前、地域の方々に大変よくしていただいたということで、島田市に対して25万円が寄附された。使途として
高齢者福祉の向上に役立ててほしいということもあり、趣旨に合い利用者に喜んでいただけると判断し、いこいの家の
備品購入に充てたいとの説明がありました。
続いて、
児童課長から赤ちゃん駅
整備事業についての説明がありました。説明の後、委員に質疑を求めたところ
紅林委員から、
障害福祉サービスの
コミュニケーション支援事業の
点字プリンター等音声読み上げ装置の
購入台数の基準と
設置場所についての質疑があり
福祉課長から、
点字プリンターの2台は点訳の
ボランティア団体が活動しているはなみずきと
金谷ボランティアセンターの
プリンターが故障しているので補充するために購入するものであるとの答弁がありました。音声読み上げ装置は6月議会の一般質問で御意見をいただいたところであり、市内各所に11台を設置したいと思っているとの答弁があり、
拡大読書機の関係についても
補足説明がありました。
続いて
松本委員から赤ちゃん駅の
設置場所と施設の概要について質疑があり
児童課長から、
乳幼児相談の会場となっている
保健福祉センターと
金谷公民館、
川根保育園、本庁舎の4カ所に設置の予定である。授乳のためのスペースとおむつが交換できるスペースを設けるが、ミルク用のお湯については施設のほうで提供していきたいとの答弁がありました。
そのほかの質疑を求めたところ
佐野委員より、これらの事業は国の経済対策であり、財源がすべて国・県になっている。将来の継続を考えたとき、当局はどのように考えているのかとの質問に対し
市民福祉部長から、
当該事業の
視覚障害者の
備品購入費については本年度、市の財源の中で予算要求を計画していた。そこに国の予算がついたということで、そちらの方向に移行したいということである。そもそも少しずつ整備をしていこうという計画なので、状況を見て設置が必要な場合には計画をしていきたい。赤ちゃん駅の設置については、子供を必ず連れてみえる通常の施設に限定しており、当面必要な箇所には整備ができたと認識しているので、毎年計画していくものではないと考えていると答弁があり、ほかにも若干の質問がありましたが省略いたします。
続いて、4
款衛生費1項
保健衛生費6目斎場費について審査しました。当局からの
補足説明はなく、委員に質疑を求めたところ
松本委員から、斎場のトイレの改修で和式を洋式に変えるということだが、半分ぐらいを洋式に変えたいと言うが、洋式が多くてもいいのではないかと思う。市民ニーズの把握は適当かとの質問には
市民課参事より、女子トイレでは公共施設でも和式のほうがいいという声が聞こえてくる。高齢になれば足腰の関係で洋式を望む方もいるが、そういう声も聞いており、半々くらいと考えたとの答弁がありました。
続いて、10
款教育費1項教育総務費7目青少年教育基金費から5項社会教育費10目野外活動センター費までの審査に入りました。当局からの
補足説明、委員からの質疑ともになく、歳入の審査に入りました。
歳入の14
款国庫支出金の1項国庫負担金1目民生費国庫負担金から15款県支出金2項県補助金2目民生費県補助金までと7款寄附金1項寄附金2目民生費寄附金から、20款雑収入5項雑入の3目雑入までに区切り当局の
補足説明を求めたところ説明はなく、委員からの質疑もなしということで、委員に議案第1号 平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4号)中、所管に属するものについて全体を通しての質疑、意見を求めました。そうしたところ、
佐野委員よりこの補正には直接関係はないが、火葬場以外の施設でもお年寄りのためにトイレの整備をお願いしたいとの意見がありました。
そのほかに意見がなく、議案第1号 平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4号)についてお諮りしたところ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第2号 平成22年度島田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の審査に入り、当局に
補足説明を求めたところ市民課長から、歳出については診療報酬明細書の請求が原則オンライン化されることに伴い、レセプトの診査支払業務を受託している国保連合会システムが全国共通の支払システムへと移行する。この経費を負担するもので、支出金は特別調整交付金で補てんするものである。また、保健給付費の増については今年度、特別な病気がはやったということではないが、高齢化による受診機会の増、1件当たりの費用額の増により医療費の増加になったものと推測をしている。歳入では、歳出を補うものとして繰越金、支払準備基金の取り崩しなどを計上したものであるとの説明があり、委員に質疑を求めたところ橋本委員から、葬祭費の増額と支給対象者について説明を求める意見があり市民課長から、支給対象は喪主などの立場の人になる。額については前年度並みで計上し、不足が出れば補正で対応することになるとの答弁がありました。
ほかに質疑はなく、お諮りしたところ、議案第2号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第4号 平成22年度島田市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)について審査いたしました。当局の
補足説明、委員の質疑ともになく、お諮りしたところ、議案第4号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第5号 平成22年度島田市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について審査しました。当局に
補足説明を求めたところ
長寿介護課長から、介護基盤緊急整備等臨時特例交付金について、事業の対象となる施設の整備と増額予算についての説明がありました。
委員に質疑を求めたところ特になく、議案第5号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第6号 平成22年度島田市
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)について審査しました。当局からの
補足説明、委員の質疑ともになく、お諮りしたところ、議案第6号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第7号 平成22年度島田市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について審査いたしました。当局からの
補足説明、委員からの質疑ともになく、議案第7号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第9号 平成22年度島田市
病院事業会計補正予算(第3号)について審査いたしました。当局に
補足説明を求めたところ経営企画課長から、今回の補正は医業収益、外来収益、入院収益の増に伴う費用の増を補正するものであるとの説明があり、委員に質疑を求めたところ
佐野委員から、決算状況を評価する意見に続き、貸借対照表では当初予算で赤字が出ていたものが決算では4億8,000万円ぐらいの黒字見込みになっている。あと1カ月ほどの動向をどのように考えているのかとの質問に対し経営企画課長から、平成21年度から引き続いて平成22年度もいい数字が出ている。今、平成22年度が10カ月経過したところであり、最終的な決算は決算処理をやらなければわからないが、恐らく平成22年度については3億円から5億円ぐらいの幅の中で黒字になるだろうと見込んでいるとの答弁がありました。
ほかに質疑はなく、お諮りしたところ、議案第9号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第43号 駿遠
学園管理組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更について審査いたしました。当局からの
補足説明はなく、委員に質疑を求めたところ
松本委員から、御前崎市が抜けることになるが、参加する自治体の負担金や分担金を増加して補うということになるのかとの質問には
福祉課長から、施設の運営経費については構成市町で均等割りあるいは人口割り等によって負担金が発生するので、御前崎市が抜けることによって多少の変更があると思っている。学園の建設費、施設整備については償還が終了する平成23年度まで御前崎市に負担をしてもらうという考えで進めているとの答弁がありました。
ほかに質疑はなく、お諮りしたところ、議案第43号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で当委員会に付託されました議案の審査はすべて終了し、続いて当局からの報告を求めました。
最初に健康づくり課長から、市内の医療機関におけるワクチンを誤接種する事故について内容の報告と、今後の事故防止に向けた取り組みについて報告がありました。
続いて博物館長から諏訪原城跡整備
基本計画について説明があり、目的と方針、整備計画と
スケジュールが示されました。当局の報告に続いて委員に質疑を求めたところ
紅林委員から、年次計画に沿った資金計画をあわせて出すべきではないか。今後は概算でも示してほしいとの意見がありました。
そのほかに質疑や意見を求めたところ
松本委員から、ニュースで清水町にある県立看護専門学校で定員をオーバーして講義をしていたことが問題になった。島田市立看護学校ではそのようなことはないのかとの質問に教務課長から、本校では
市民病院の医師、看護師等の協力が得られ、きちんと法に基づいた講義を実施しているとの答弁がありました。
そのほかに当局からの報告、委員の質疑、意見はなく、引き続き当局関係者同席のもと、島田市立五和幼稚園に関する陳情について審査に入りました。
当局に対し幼稚園民営化に関する質疑を行い、また、次回の審査のための資料要求などを行いました。
陳情については、3月15日に
常任委員会を開催し、さらに審査を進めることとしますが、詳細な報告は審査結果報告の際に行いたいと思いますので御了承ください。
以上で、委員会を午後0時40分に終了いたしました。
議員各位におかれましては、付託議案にかかわる当委員会の決定に御賛同賜りますようお願いを申し上げます。
以上、報告を終わらせていただきます。
○議長(
平松吉祝君) 次に、総務消防
常任委員会の報告をお願いいたします。
曽根委員長。
〔6番 曽根嘉明君登壇〕
◆6番(曽根嘉明君) それでは、本会議より総務消防
常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果につきまして主な内容を報告いたします。
当委員会は、2月22日午前9時25分より第2
委員会室において
委員全員と関係部課長の出席のもと開催しました。
最初に、議案第1号 平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属する事項についての審査を行いました。
まず、第1条から第4条までの条文と、第1表歳入歳出予算補正、第2表
繰越明許費補正、第3
表債務負担行為補正、第4表地方債補正及び関係各諸表について審査しました。
当局からの
補足説明の後、委員より、繰越明許費の繰越理由はとの質問に当局より、今回の
補正予算に計上した低公害車とコミュニティバスの車両
購入事業が議決されても、1カ月という短い期間では業務の執行に影響があるということで、今回、歳入歳出予算とあわせて繰越明許費の計上を行ったとの答弁でした。
次に歳出の審査に入り、委員より、2款1項1目一般職の勧奨退職者の人数と勧奨退職者の対象年齢は何歳からかとの質問に当局より、退職者は7名で、対象年齢は50歳からとの答弁でした。
委員より、低公害車
購入事業で購入する3台の内容はとの質問に当局より、29人乗りのマイクロバス1台、ワンボックスのハイブリット車8人乗り1台と10人乗り1台を予定しているとの答弁でした。
そのほか幾つかの質問がありましたが、報告は省略いたします。
次に、7項交通安全対策費の審査に移り、委員より、補正額が前年度よりふえているが、4路線の補正の内訳はとの質問に当局より、初倉線については71万6,000円の増額、金谷島田病院線については395万9,000円の増額、萩間線については70万8,000円の減額、勝間田線については37万7,000円の減額で、総額359万円の増額との答弁でした。
委員より、特に金谷島田病院線の補正が大きいが、理由をどのように把握しているのかとの質問に当局より、自家用車の理由がふえたことにより全体的にバスの利用者が減少したものと考えられるとの答弁でした。
委員より、コミュニティバスは今まで何台自前のバスを市が所有しているのか、また、古いバスはどこかで使うのかとの質問に当局より、島田地区では8台、金谷地区ではリース車1台、川根地区では2台を持っている。また、古いバスは何らかの形で市のほうで利用したいと考えているとの答弁でした。
委員より、今度購入するバスはどんなバスかとの質問に当局より、56人乗りの大型低床バスを予定しており、現在、伊久美線で使用しているバスとほぼ同じ型のものを検討しているとの答弁でした。
そのほか若干の質問がありましたが、報告は省略いたします。
次に、9款消防費について審査いたしました。
若干の質問がありましたが、報告は省略いたします。
次に歳入の審査に移り、歳入10款地方交付税から15款県支出金までを審査し、幾つかの質問がありましたが、報告は省略いたします。
次に、17款寄附金から21款市債までを審査し、当局より
地域活性化事業寄附金1,000万円が平成22年11月1日に申し出があり、寄附金1件を計上したとの
補足説明がありました。
若干の質問がありましたが、報告は省略いたします。
これで第1号議案の審査が終了しましたが、他の委員会が審査中のため、採決は後ほどとし、議案第3号 平成22年度島田市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)について審査を行いましたが、
補足説明、質疑もなく採決に移り、議案第3号は
全員賛成により可決すべきものと決しました。
次にその他の報告に移り、企画課より大井川流域にかかわる各種協議会の再編について既存の12の協議会の廃止や再編、統合の協議を行い、6つの協議会に再編する方向で協議を進めているとの報告がありました。
また、平成23年度当初予算の広域行政関連の負担金は再編を前提にした予算計上をするとの報告でした。
次に、会計管理者兼出納室長より平成23年度以降の指定金融機関について島田市の指定金融機関は新島田市が誕生した平成17年5月5日に島田信用金庫を指定してからは、同金庫と2回の契約更新を経て、現在、公金の収納及び支払いの総括事務を取り扱わせてきているが、契約期間の2年が本年の3月31日までとなっていることから、指定代理金融機関である静岡銀行及び駿河銀行との協議の結果、平成23年度、24年度についても島田信用金庫にお願いすることで協議が成立したので、契約を更新する旨の報告がありました。なお、指定金融機関については変更または新規に指定する場合は、地方自治法第235条第2項及び同法施行令第168条第2項の規定に基づき議会の議決が必要となるが、今回は指定金融機関の変更でないため議案としての取り扱いはないとのことでした。
次に陳情の審査を行い、意見が出尽くしたところで審査を閉じ、他の委員会での議案第1号の審査が終了したことが確認できたため、第1号議案の採決に移り、採決の結果、議案第1号は
全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査はすべて終了し、委員会を閉会しました。
閉会は、午前11時41分でした。
以上が、本会議より総務消防
常任委員会に付託されました議案の審査内容と結果についての報告です。
議員各位におかれましては、当委員会の決定に御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(
平松吉祝君) 以上で報告は終わりました。
暫時休憩いたします。
休憩 午前10時11分
──────────────────
再開 午前10時20分
○議長(
平松吉祝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
八木民生病院教育常任委員長から発言の修正を求められておりますので、これを許可いたします。
八木委員長。
〔2番
八木伸雄君登壇〕
◆2番(
八木伸雄君) ただいまの民生病院教育常任委員長の報告の中で、会議の終了時刻を午後0時40分と申し上げましたが、午後0時4分ですので訂正させていただきます。失礼いたしました。
○議長(
平松吉祝君) ただいまのとおりでありますので、皆さん御承知ください。
日程第1、議案第1号を議題といたします。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいまのところ質疑の通告がありません。よって、質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
ただいまのところ討論の通告がありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第1号を採決いたします。
本案を
委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平松吉祝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。
次に、日程第2、議案第2号から日程第7、議案第7号までの6件を一括議題といたします。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいまのところ質疑の通告がありません。よって、質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
ただいまのところ討論の通告がありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第2号から議案第7号までの6件を一括して採決いたします。
議題の6件は、
委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平松吉祝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第7号までの6件は原案のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第8号及び日程第9、議案第9号の2件を一括議題といたします。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいまのところ質疑の通告がありません。よって、質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
ただいまのところ討論の通告がありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第8号及び議案第9号の2件を一括して採決いたします。
議題の2件は
委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平松吉祝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号及び議案第9号の2件は原案のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第43号を議題といたします。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいまのところ質疑の通告がありません。よって、質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
ただいまのところ討論の通告がありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第43号を採決いたします。
本案を
委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平松吉祝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
───────── ◇ ─────────
△議案第10号〜議案第42号の上程、説明
○議長(
平松吉祝君) 次に、平成23年度当初予算及び関連議案等の議事に入ります。
日程第11、議案第10号から日程第43、議案第42号までの33件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。桜井市長。
〔市長 桜井勝郎君登壇〕
◎市長(桜井勝郎君) 平成23年度当初予算案の御審議をいただくに当たりまして、所信の一端を申し上げます。
昨年は内政では円高をはじめとする景気の懸念要因が広がる一方で、外交においては尖閣諸島をめぐる日中間の緊張が生じるなどまさに内憂外患とも言える激動の年でありました。本格的な少子高齢化社会を迎えて、社会構造が成長型から成熟型へと大きく転換していく中、かかる社会経済情勢の混沌から、ともすれば人々の心には将来への不安が支配的ともなります。しかしながら、私といたしましては地方自治の本旨である住民福祉の増進に向けて、明るく、楽しく、健康で笑顔のあるまちづくりをモットーに市政に邁進する決意を新たにしております。
さて、本市は旧島田市と旧金谷町が合併して6年、また旧川根町と合併して3年が経過しようとしており、新市のまちづくりは新たなステージを迎えております。私は、昨年の施政方針において新市の都市戦略の具現化として、大井川を軸とした地域づくりを申し上げました。当年度は、こうした方向に沿って発信と交流、そして将来の布石をテーマに掲げ、積極果敢に攻めの行政を展開することで大井川流域の中心的な交流拠点としての存在、プレゼンスを内外に示し、本年の干支にふさわしい飛躍を期してまいります。
本市を流れる大井川とその流域は、いわば地域資源の宝庫であります。お茶、温泉、SLといった他に誇り得る多彩な地域資源の価値と魅力を国内外に広く発信し、地域間の多様な交流につなげていくことが本市の活力を創造していく上で重要であり、将来への布石となるものと考えております。
また、こうした中では郷土愛に支えられた住民自治組織や地域づくり諸団体との協働を強固にするととともに、地域資源を共有する近隣市町との緊密な連携を図り、重層的で広がりのある施策の展開に努めることが重要であります。
当年度はしまだ大井川マラソンinリバティ、全国茶サミット、そしてSLフェスタ2011の3大イベントを開催する年となります。加えて、都市提携50周年を迎える米国リッチモンド市、5周年を迎えるスイス・ブリエンツ町との記念事業、中国湖州市及び米国ハートフォード市訪問を通して交流をさらに深めてまいります。また、韓国東豆川市との新たな交流に向けた取り組みも進めてまいります。
私といたしましては、これらさまざまなステージをとらえて、効果的なメディアの活用と戦略的なプロモーション活動を展開し、本市の魅力の発信と交流の促進に努めてまいります。
また、大井川流域の観光交流拠点化という意味では、SL転車台をはじめとする観光振興施設の整備や川根温泉宿泊施設の建設準備を進めるなど、インバウンドの促進を意識し、一体的な施策を展開することにより大井川を軸とした地域づくりの端緒としてまいります。
さらに、県の空港ティーガーデンシティー構想を念頭において、真に地域の活性化につながる
富士山静岡空港周辺の利活用策の具体化を図るとともに、市民の安心のとりでである新病院の建設につきましては、合併特例期間における新市建設のいわば総仕上げとして、中心市街地への移転を視野に入れた計画の具体化に鋭意努めてまいります。
このほか、中心市街地交流拠点施設につきましても引き続き事業の促進に向けた取り組みを進めてまいります。
いずれにしましても、私の市政に臨む基本姿勢は一貫して市民の皆様とともに歩む市政であります。今後ともこの姿勢を堅持し、市政の運営に携わるとともに、先行き不透明な時代にあっても、本市の力を信じ、スピード感を持って施策を決断・実行し、市民の皆様の負託にこたえてまいる所存であります。
平成23年度予算の大綱でありますが、本予算案は3年目を迎える総合計画・
基本計画の着実な推進により市民福祉の増進を目指すとともに、社会経済の動向や国・県の施策、制度改正へ適切に対応し、あわせて健全な財政運営に努めることを基調としております。
さて、去る12月24日に発表された国の平成23年度政府予算案の詳細が次第に明らかになってきたことから、その対応に努めたところであります。国は、平成23年度の我が国の経済について、景気は持ち直し、経済成長の好循環に向けた動きが進むとの見通しに立ち、地方財政全体の規模については総額を82兆5,054億円、前年度に比べて0.5%の増と見込んでいます。また、地方財政全般の財源については地方税及び地方譲与税の増収を見込み、地方交付税及び臨時財政対策債の措置により平成22年度と同規模の
一般財源総額を確保するとしております。
こうした動向を踏まえて編成いたしました本市の平成23年度予算案について御説明いたします。
初めに各会計の予算額を申し上げますと、一般会計は330億8,600万円、前年度の当初予算に比べ5億8,100万円、1.8%の増であります。特別会計は8会計の合計で181億1,933万3,000円、前年度に比べ1億1,940万1,000円、0.7%の増です。水道事業及び病院事業の企業会計は、支出ベースで150億631万7,000円、前年度に比べ10億5,607万1,000円、7.6%の増です。これにより各会計予算の総額は前年度に比べて17億5,647万2,000円、2.7%増の662億1,165万円となっております。
まず
一般会計予算の主な特徴でありますが、歳入の市税につきましては、景気低迷の影響が引き続き懸念されるものの、これまでの実績による収納率の見直しにより前年度に比べ2億7,989万7,000円、2.1%の増を見込んでおります。
一方、歳出では、施政方針で申し上げました交流、新市の建設のほか、健康にかかわる事業費の計上が特徴となっております。また、予算の3割を3
款民生費が占めています。費目別では、3
款民生費では子ども手当の一部引き上げ及び生活保護扶助等の増加見込み、4
款衛生費では子宮頸がんワクチン、ヒブワクチンなど任意予防接種事業の拡大及び市営霊園の
整備事業、8
款土木費では横井中央線
整備事業、大草住宅第4期建設事業及び
中心市街地優良建築物等整備事業補助金、12款公債費では平成22年度に新設する地域振興基金の原資借入に伴う合併特例債の償還開始によりそれぞれ前年度に比べ増となっております。
なお、
中心市街地交流拠点施設整備事業及び川根温泉宿泊施設整備にかかわる予算につきましては、それぞれの事業の進捗状況に照らし平成23年度に入ってからの議会においてお諮りしたいと考えております。
特別会計予算及び企業会計予算につきましては、それぞれ事業に必要な所要額及び歳入を計上しております。
次に、島田市総合計画に掲げる施策の大綱に沿って、主要な事業について御説明いたします。
最初は、「都市生活基盤が充実し、ひとやもの、情報が活発に交流するまち」についての施策であります。
まず、開港後3年目を迎える広域交流の拠点としての
富士山静岡空港を最大限に活用し、本市のさらなる地域振興へと結びつけていくため、引き続き県の空港ティーガーデンシティー構想に掲げられた多目的産業展示施設の早期誘致に向け用地の確保及び空港周辺地域のアクセス道路の整備を進めてまいります。
次に都市生活基盤の形成についてでありますが、総合的な道路網の整備につきましては、横井中央線(大津通・中河町工区)や谷口大柳線などの幹線街路の整備を重点的に進めるとともに、横井向島線などの東海道本線跨線橋の耐震補強事業及び家山駅連絡線舗装事業等を行ってまいります。
次に、公共交通基盤の整備でありますコミュニティバスについては、市民の生活の足として定着しておりますが、地域の多様なニーズにこたえるため公共交通体系の見直しを行い、一層利便性が高く、効率的かつ効果的な運行に取り組んでまいります。また、本年度も試行運行による川根地域と伊久美線との接続を継続してまいります。
次は、住環境の整備についてであります。定住人口の増加対策は地域の活性化を促す重要施策であり、本年度は大草住宅整備の第4期建設工事を進めてまいります。
また、中心市街地の活性化に資する新
島田ショッピングビル建設に対し、継続して助成してまいります。
次に、住環境の改善及び向上について、南原団地の浸水対策事業の新堀川の改修、すぐやる課による道路・河川等の維持修繕などを進めてまいります。
次に、水道事業については主要地方道島田吉田線への配水管布設、大津通り中河町線などの配水管布設がえを行うとともに、稲荷浄水場耐震補強工事を実施してまいります。
次に、地域情報化についてコミュニティFM放送を活用し、即時性の高い行政情報や、地域の身近な生活情報の提供に努めることにより、市民との一体性の向上を図ってまいります。
また、電子自治体の推進では住民基本台帳法改正に伴う外国人住民の住民基本台帳登載にかかわるシステム開発など行政情報の適正な管理運営を努めてまいります。
次は、「市民が安全・安心に暮らせるまち」についての施策であります。
まず、市民生活の安全のための消防、防災についてであります。消防につきましては、県の消防救急広域化推進計画の静岡地域における消防救急業務の広域化実現に向け、関係市町と引き続き協議を進めてまいります。
また、島田消防署の消防作業車、金谷消防署の査察車、消防団のポンプ自動車2台の更新を行うとともに、第2分団1部の消防団詰所の整備を図るなど、地域の消防力や緊急態勢の充実強化を図ってまいります。
また、10月に開催される女性消防隊全国操法大会に出場し、消防技術向上と地域における女性消防活動の活性化に努めてまいります。
防災については、8月の県総合防災訓練、中央会場型訓練を県及び本市を含む中部地域4市町が合同実施することから、この訓練を通じて大井川流域の協力連携の強化及び市民の防災意識のさらなる向上に努めてまいります。
このほか急傾斜地崩壊対策事業及び治山事業を行うとともに、木造住宅の耐震補強工事への助成を継続してまいります。
さらに、地域防犯の強化を図るため防犯活動を行う団体等の活動経費に対する助成を継続するなど、市民と一体となって安全・安心に暮らすまちづくりに努めてまいります。
次に、「産業がいきいきと活発なまち」についての施策であります。
まず、新産業・雇用の創出による工業の振興においては、谷口工業用地アクセス道路の整備を完了させるとともに、企業誘致の促進を図るための支援経費を計上いたします。
また、中小企業者等が行う施設環境の整備に対する助成を継続し、工業の活性化に努めてまいります。
商業・サービス産業の振興については、にぎわい商店街支援事業補助金等の助成を行い、商店街の活性化を創出してまいります。
次に農林業の振興についてでありますが、生産基盤にある農道及び用排水路等の改良事業を実施するとともに、農地・水・環境保全向上対策事業や中山間地域等直接支払事業など農林業の総合的な振興を図るための各種事業を引き続き行ってまいります。
林道整備では、白山線及び福用線の開設、清笹高根線の改良等を行うとともに、鍋島犬間線及び葛籠線の舗装を実施してまいります。
木材の需要促進事業については、事業継続の必要性から大井川流域産材を使用した住宅建築に対する助成を平成23年度も引き続き実施してまいります。
加えて、森林管理における間伐を促進するため、間伐材の搬出にかかわる補助制度を新たに設け、間伐材の有効活用及び林業の活性化につとめてまいります。
基幹産業の茶業の振興では、11月に本市において全国茶サミットを開催します。11月が、ちょっと変わるかもしれませんけれども、お茶をはじめ魅力ある地域資源を全国へ情報発信する大きな機会でありますので、茶業関係者の元気の高揚とともに、緑茶の販売促進及び普及による
地域活性化を図る事業としたいと考えております。
次に、観光の振興についてであります。観光の振興については、大井川とSLを基軸に置き、SL転車台の整備及びイルミネーションや散策道など野守の池周辺整備を重点的に進めてまいります。
10月にSLフェスタ2011を開催することとしており、国内外のSLが走るまちから参加をいただき、本市の大きな観光資源でありますSLによって広く島田市をアピールし、大井川流域における観光交流の促進及びにぎわい創出による過疎地域の活性化に努めてまいります。
また、大井川大花火大会への助成、観光振興活動支援事業費補助金による諸団体への支援を継続するほか、
富士山静岡空港利用の外国人観光客に対する
タクシー料金助成を新たに行うなど、観光振興に向け総合的かつ相乗的な取り組みを行ってまいります。
次に、「だれもが健やかで幸せに暮らせる健康・福祉のまち」についての施策であります。
まず、次世代育成支援では、子ども手当について国の制度改正に伴う3歳未満の子ども手当支給額の引き上げに要する経費を計上するほか、児童扶養手当、子供医療扶助費を計上しております。
不妊治療費助成については、本市単独の事業費を加え、全額を公費助成するための予算を計上しております。
また、保育所待機児童数の縮減を図るため、いわゆる保育ママによる運営を行うほか、育児サポーター派遣事業、子育て応援プレミアム金券の発行など各種子育て支援策を実施してまいります。
さらに、保育園における地域子育て支援センター事業、民間保育所助成事業、放課後児童クラブ運営事業を行うほか、新たな取り組みとして夏休み等に長期休暇児童クラブを開設するなど、子供を安心して産み、育てることができる環境の充実に努めてまいります。
次に
高齢者福祉については、生きがいづくりサービス事業、高齢者の相談支援やひとり暮らし高齢者への緊急通報支援など、高齢者の状況やニーズに応じたきめ細かなサービスの提供に努めるとともに、老人福祉センターを活用して高齢者の健康増進に努めてまいります。
また、介護保険事業につきましては、平成24年度からの第5期介護保険事業計画を策定してまいります。
次に、障害者福祉については障害のある人の地域社会における生活及び就労の支援、入所施設での支援を行うとともに、自立に向けた相談支援事業等を引き続き行ってまいります。
また、重度障害者への医療費助成、訪問介護サービス等を継続実施するなど、障害のある人の生活環境整備に対する支援を行ってまいります。
心身障害児福祉については、子供発達支援センターにおいて子供のあらゆる相談、気になる子供の早期発見、早期療育と子育てに不安を持つ保護者への支援を行うとともに、障害児放課後児童クラブを引き続き運営してまいります。
次に、健康づくりについての施策であります。乳児健診や妊婦健診等の母子保健に加え、本年度から実施する働く世代への大腸がん検診事業等の各種がん検診を実施するなど、乳児から高齢者までを対象に幅広く健康施策の実施に努めてまいります。
また、子宮頸がん、ヒブ及び小児用肺炎球菌予防ワクチン接種に対する助成を開始し、感染症予防対策の強化を図ることにより、どこよりも元気な市民、元気なまちづくりを進めてまいります。
次に、重点施策であります地域医療の充実であります。
市民病院については、大井川流域の基幹病院として質の高い医療サービスの提供が求められております。安定した診療体制を構築するには、医師及び看護師等の確保・定着が不可欠でありますので、その対策に努めてまいります。
また、新病院建設に向けては、現在の厳しい経営環境の中で、経営の健全化が何より重要な課題であると認識しております。そのため、運営の効率化及び意思決定の迅速化を図るため、4月から地方公営企業法の全部適用への移行を行い、これまで以上に収益性の向上やさらなる経費節減に努め、経営収支の一層の改善に向け最大限の努力を行ってまいります。
次は、「自然と共生する資源循環型のまち」についての施策であります。
資源循環型社会の推進にかかわる一般廃棄物の処理については、田代環境プラザの適正かつ効率的な運営に努めるとともに、ごみ減量等資源化の一層の推進に今後も引き続き取り組んでまいります。
また、地球温暖化防止に資するため、県の支援制度を活用し、住宅用太陽光発電システム等の設置に対し助成を行ってまいります。
さらに、生活排水による公共水域の汚濁を防止するため、向島町、中河町、大津通地内の汚水管渠等の公共下水道の整備を進めるとともに、合併処理浄化槽の設置促進を図ってまいります。
また、市営霊園の整備を行ってまいります。
次は、「人を育て、歴史を大切に新しい文化を創造するまち」についての施策であります。
まず、学校教育の充実についてであります。
学校教育では、豊かでたくましい心、確かな学力、健康な体を身につけた子供の育成を目指し、とりわけ心を育てることに力点を置きます。児童・生徒の心の教育を推進し、個に応じた指導の一層の充実を図るため、心の教育支援員、学校指導支援員、特別支援教育支援員を配置するとともに、不登校の児童・生徒に対応するためスクールソーシャルワーカーを引き続き配置いたします。
また、本格実施となる小学校5・6年生の外国語活動の支援員を配置するほか、施設整備では児童の増加に伴い六合東小学校校舎の増築を行うこととしております。
次に生涯学習の振興については、初倉公民館、六合公民館、
金谷公民館及び川根地区センターにおいて多様な学習機会の提供に努めてまいります。
次にスポーツの振興では、総合スポーツセンターをはじめ運動施設の有効活用により、利用者ニーズに沿った満足度の高いサービスの提供に努めるとともに、スポーツの一層の振興及び
地域活性化を図るため、田代の郷陸上競技場の整備工事に着手してまいります。また、しまだ大井川マラソンinリバティについては、全国に発信するスポーツイベントとして継続して実施してまいります。
文化施策の振興では、お茶の郷から茶文化情報の発信等、機能強化を図るため改修に向けた設計等を行うとともに、国指定史跡の諏訪原城跡の整備に向けた発掘調査等を行ってまいります。
最後は、「市民と行政がともに創る、活力に満ちたまち」についての施策であります。
まず、交流の促進についてであります。
本年度は、リッチモンド市との姉妹都市提携50周年、ブリエンツ町との5周年を迎え記念事業を開催するとともに、中国湖州市訪問、さらには韓国の東豆川市との新たな交流の創出等に取り組んでまいります。
また、10月7日から10日にかけて家族と地域の時間づくり推進事業とあわせてのSLフェスタ2011、10月30日のしまだ大井川マラソンinリバティ、11月、これは11月でなくなるかもしれませんけれども、ひょっとしたら2月ごろになると思いますけれども、全国茶サミットなど本市独自の多彩な地域資源を生かし、国内外に住民相互の友好交流の輪をさらに広めることにより
地域活性化に努めてまいります。
次に自治会活動の推進については、新たな自治会活動支援事業補助金の交付などにより地域の活力や一体性の醸成を促進させるほか、住民主体の地域づくり活動を支援するため、まちづくり支援事業交付金の活用を図っております。
このように、今後におきましても市民や団体等と一体となって活力に満ちたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
次に、行財政運営についてであります。
まず、財政運営については経済や国の税財政制度の動向の把握に努めるとともに、財政健全化判断比率等の検証を通して中長期的視点からも健全経営に努め、市民の満足度や利便性の向上に向け市民本位の質の高い行政サービスの提供に取り組んでまいります。
また、行政運営に当たっては、島田市行政改革大綱及び行政改革
実施計画に基づき事務事業の再編を行うとともに、職員配置や定員管理につきましても市民サービスの向上と行政コストの削減に向け一層の改革に努めてまいります。
以上、平成23年度における施政方針並びに予算の大綱を申し上げました。
議員各位並びに市民各位におかれましては、何とぞ御理解・御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
それでは引き続き、ただいま上程されました議案第21号から議案第38号までの条例案18件、議案第39号から議案第42号までの一般議案4件につきまして御説明いたします。
初めに、議案第21号 島田市
防犯まちづくり条例につきまして御説明いたします。議案の27ページ以降をごらんください。本議案は、犯罪のない安全で安心して暮らせることができるまちづくりに関する基本理念を定めるとともに、市、市民、自治会、事業者等の役割を明らかにし、永続的な防犯まちづくりを推進するため新たに条例を制定し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第22号 島田市
病院事業管理者の給与に関する条例及び議案第23号 島田市
病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例につきまして一括して御説明いたします。議案の29ページ以降をごらんください。これらの議案は、市立島田
市民病院について地方公営企業法の全部を適用することに伴い、当病院の管理者及び職員の給与等について必要な事項を定めるため新たに条例を制定し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第24号から議案第38号まで条例の改正案15件につきまして御説明いたします。参考の1ページ以降に新旧条文対照表がありますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
まず議案第24号 島田市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の37ページをごらんください。本議案は、市立島田
市民病院に新たに設置される管理者の旅費について必要な規定を整備するため条例の一部を改正し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第25号 島田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び議案第26号 島田市職員の
特殊勤務手当に関する条例につきまして一括して御説明いたします。議案の38ページ以降をごらんください。これらの議案は、市立島田
市民病院に勤務する職員の給与、手当等について新たに制定する島田市
病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例等により定めることに伴い、これらの条例から市立島田
市民病院に勤務する職員が適用を受けている規定を削るため条例を改正し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第27号 島田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の44ページ以降をごらんください。本議案は島田市
病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例を新たに制定することに伴い、この条例の規定を水道事業に勤務する職員の給与について適用することとするため条例の一部を改正し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第28号 島田市
職員互助会条例及び島田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の48ページをごらんください。本議案は、互助会、職員団体等にかかわる経費分を給与から控除することに関する規定を整備するため、関係する条例の一部を改正し、公布の日から施行しようとするものであります。
次に、議案第29号 島田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の49ページをごらんください。本議案は、平成21年10月から平成23年3月までの期間、暫定的に引き上げた出産育児一時金の支給額について平成23年4月以降、恒久的に引き上げるため条例の一部を改正し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第30号 島田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の50ページをごらんください。本議案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の限度額を引き上げるため条例の一部を改正し、一部の規定を除き平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第31号 島田市が設置する
一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の51ページをごらんください。本議案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、引用する条項のずれを整理するため条例の一部を改正し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第32号 島田市
川根温泉条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の52ページ以降をごらんください。本議案は、川根地区在住者に対する川根温泉利用料の激変軽減措置について合併から2年が経過することから、段階的に統一料金に近づけることとし、あわせて条文を整理するため条例の一部を改正し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第33号 島田市
都市公園条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の55ページ以降をごらんください。本議案は、中央公園に遊技施設としてミニ鉄道施設を設置するため条例の一部を改正し、一部の規定を除き平成23年4月29日から施行しようとするものであります。
次に、議案第34号 島田市
下水道条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の59ページをごらんください。本議案は、日本下水道協会静岡県支部から静岡県下水道協会に改められることに伴い、関係する条文を整理するため条例の一部を改正し、平成23年7月1日から施行しようとするものです。
次に、議案第35号
島田都市計画六合
駅南地区計画の区域内における
建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の60ページをごらんください。本議案は、
島田都市計画に定める六合
駅南地区計画について、建築物の用途等が制限される区域が拡大されるため条例の一部を改正し、都市計画法の規定による告示があった日から施行しようとするものであります。
次に、議案第36号
島田市立学校施設の使用に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の61ページ以降をごらんください。本議案は、市内小・中学校の屋内運動場の使用料等について、実際の使用形態を踏まえ、市民がより利用しやすいものとするため条例の一部を改正し、平成23年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第37号 島田市
水道事業給水条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。議案の65ページをごらんください。本議案は、水道事業の料金等の債権放棄にかかわる条文について昨年施行された島田市債権管理条例との整合を図るため条例の一部を改正し、公布の日から施行しようとするものであります。
次に、議案第38号 障がい
者制度改革推進本部等における検討を踏まえて
障害保健福祉施策を見直すまでの間において
障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例につきまして御説明いたします。議案の66ページ以降をごらんください。本議案は、障害者自立支援法の一部改正に伴い、引用する条項のずれを整理するため関係する条例の一部を改正し、一部の規定を除き公布の日または同法の改正規定の施行日のいずれか遅い日から施行しようとするものであります。
次に、議案第39号及び議案第40号 字の区域の変更につきまして一括して御説明いたします。議案の68ページ以降をごらんください。なお、参考の87ページ以降に位置図及び拡大図があります。あわせてごらんいただきたいと思います。これらの議案は、大柳東部土地改良事業及び大柳大溝西土地改良事業に伴い、新たな区画の形状に合わせて字の区域を変更するため地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第41号及び議案第42号
市道路線の認定及び廃止につきまして御説明いたします。議案の70ページ以降をごらんください。なお、参考の91ページ以降に位置図がありますので、あわせてごらんいただきたいと思います。これらの議案は、横井中央線
整備事業に伴う1路線及び谷口工業用地
整備事業に伴う2路線、延長960.5メートルを認定し、谷口工業用地
整備事業に伴う1路線440.5メートルを廃止するため、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。
以上、議案第21号から議案第38号までの条例案18件、議案第39号から議案第42号までの一般議案4件につきまして御説明いたしました。何とぞ適切なる御議決をお願いいたします。
○議長(
平松吉祝君) 説明は終わりました。
ただいま提案理由の説明がありました議案第10号から議案第42号までの議案についての質疑は、3月11日金曜日に行います。議案質疑の通告は、3月7日月曜日午後3時をもって締め切りとなりますので御了承願います。
なお、質疑の通告に際しましてはお手元に配付させていただきました議案審査付託先一覧を参照の上、所属する
常任委員会に付託されます議案についての質疑は御遠慮されるようお願いいたします。
また、通告においては内容を具体的にお示しくださるようお願いいたします。
───────── ◇ ─────────
△散会の宣告
○議長(
平松吉祝君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
次回、3月8日火曜日午前9時30分から本会議を開きます。
本日は、これをもちまして議事を閉じ、散会いたします。
散会 午前11時00分
委 員 会 報 告 書
平成23年2月22日
島田市議会議長 平 松 吉 祝 様
経済建設文化常任委員会委員長 村 田 千鶴子
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、委員会条例第36条の規定により報告します。
記
┌─────┬────────────────────┬─────┬──────┐
│事件の番号│ 件 名 │採決の結果│ 決定理由 │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第1号│平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4 │原案可決 │適当と認める│
│ │号)中、所管に属するもの │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第8号│平成22年度島田市
水道事業会計補正予算(第│原案可決 │適当と認める│
│ │2号) │ │ │
└─────┴────────────────────┴─────┴──────┘
委 員 会 報 告 書
平成23年2月22日
島田市議会議長 平 松 吉 祝 様
民生病院教育常任委員会委員長 八 木 伸 雄
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、委員会条例第36条の規定により報告します。
記
┌─────┬────────────────────┬─────┬──────┐
│事件の番号│ 件 名 │採決の結果│ 決定理由 │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第1号│平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4 │原案可決 │適当と認める│
│ │号)中、所管に属するもの │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第2号│平成22年度島田市国民健康保険事業特別会計│原案可決 │適当と認める│
│ │
補正予算(第3号) │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第4号│平成22年度島田市老人保健医療事業特別会計│原案可決 │適当と認める│
│ │
補正予算(第2号) │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第5号│平成22年度島田市介護保険事業特別会計補正│原案可決 │適当と認める│
│ │予算(第3号) │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第6号│平成22年度島田市介護サービス事業特別会計│原案可決 │適当と認める│
│ │
補正予算(第1号) │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第7号│平成22年度島田市後期高齢者医療事業特別会│原案可決 │適当と認める│
│ │計
補正予算(第2号) │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第9号│平成22年度島田市
病院事業会計補正予算(第│原案可決 │適当と認める│
│ │3号) │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第43号│駿遠
学園管理組合を組織する
地方公共団体の│原案可決 │適当と認める│
│ │数の減少及び規約の変更について │ │ │
└─────┴────────────────────┴─────┴──────┘
委 員 会 報 告 書
平成23年2月22日
島田市議会議長 平 松 吉 祝 様
総務消防
常任委員会委員長 曽 根 嘉 明
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、委員会条例第36条の規定により報告します。
記
┌─────┬────────────────────┬─────┬──────┐
│事件の番号│ 件 名 │採決の結果│ 決定理由 │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第1号│平成22年度島田市
一般会計補正予算(第4 │原案可決 │適当と認める│
│ │号)中、所管に属するもの │ │ │
├─────┼────────────────────┼─────┼──────┤
│議案第3号│平成22年度島田市土地取得事業特別会計補正│原案可決 │適当と認める│
│ │予算(第1号) │ │ │
└─────┴────────────────────┴─────┴──────┘...